ソフロロジー式分娩法
ソフロロジー式分娩法
当院での出産を希望される方全員に『ソフロロジー式産前教育』として、母親学級に参加をして頂いております。
| ソフロロジー式分娩法
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陣痛は「痛い」という、あるがままを受け入れる姿勢が基本です。
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陣痛は痛いけれども、この痛みは喜びであり、赤ちゃんに会うためのエネルギーだ。という発想の転換をします。もちろん、スタッフが呼吸法、産痛緩和をお手伝いします。
ラマーズ法との違い
| ラマーズ法
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陣痛の痛みを、除去・緩和する為に、呼吸法や産痛緩和法(圧迫法)で陣痛を抑えます。
分娩法は変わりました
忍耐の時代・・・・
麻酔分娩→自然分娩 ラマーズ法
そして今は・・・・
自律分娩 ソフロロジー式分娩法
| 歴史
1960年、スペイン人精神神経科医カイセド博士がソフロロジーの基礎を作りました。その語源は、次の通りです。
ソー(sos)・・・・
調和、平和、安定
フレン-(Phren)・・・・
精神、意識、心気
ロゴス-(Logos)・・・・
研究、学術、論護
つまり、ソフロロジーは意識の学問であり、精神の平安と安定、調和を得る為の方法を学ぶことを表します。
医療処置の方法ではなく、出産するお母さん本人の心の持ち方の訓練法です。
どの様な出産法にも応対可能で、自分だけでトレーニングすることも出来ます
| 自律分娩とは
赤ちゃんが主役で、お母さまのペースで出産します。
わたしたちスタッフは、万が一に備えてサポートし見守ります。
| 目的
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母性意識の確立(お母さんになるんだ!)
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出産は赤ちゃんとの共同作業
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妊娠中から、出産や育児をイメージし、精神を安定させ、リラックスの中で出産を迎えます。
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家族の絆(大切な家族に見守られながら、静かに出産します
| 当院での方法
まず「マザークラス」にご参加いただきソフロロジー式分娩法について学んだのち、プログラムはトレーニングへとうつります。
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ソフロロジー式分娩法について
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ソフロニゼーション (CDによるイメージトレーニングと精神のリラックス)
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呼吸法(完全呼吸法、積極的呼吸法)
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エクササイズ
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自宅でのイメージトレーニング
| 赤ちゃんにとっての利点
呼吸法によって十分な酸素をもらって産まれてくる赤ちゃんは、リラックスして生まれます。
無理なく産道を通ってくるので、肌がピンク色をしています。また、とっても元気です!
お母さんも、赤ちゃんとの共同作業で成し遂げた充実感から、喜びにあふれ、無駄な体力を使わないため元気です。
当院ではカンガルーケアを2時間行い、その時に母乳を飲ませます。